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草壁シトヒ
くさかべしとひ
<趣味・得意分野>
アニメ:Netflix, DMM TV, Disney+, アマプラでジャンル問わず視聴。最近は韓流ドラマに帰着。

ゲーム:時間泥棒なRPGが大好物。最新作より、レトロなドット絵に惹かれる懐古厨。

マンガ:ジャンル問わず読みますが、バトル系と感動系が特に好き。泣けるシーンはすぐに語りたくなるタイプ。

アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の聖地!秩父巡礼ガイド

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アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』、通称『あの花』。多くの人々の心を揺さぶり、涙を誘った名作です。物語の舞台となった埼玉県秩父市は、今や国内外からファンが訪れる「聖地」となりました。

私がこの作品で心を掴まれたのは、キャラクターたちの繊細な感情描写と、彼らが過ごした夏の風景です。このガイド記事では、あなたが「超平和バスターズ」の足跡を辿り、あの夏の日々を追体験できるよう、秩父巡礼の完全ガイドをお届けします。

タップできる目次

秩父巡礼のスタートガイド|アクセスと準備

聖地巡礼を最高のものにするには、事前の準備が重要です。秩父へのアクセス方法から、現地での移動手段、おすすめの訪問時期まで、巡礼の基礎知識を解説します。

秩父への行き方|電車・車でのアクセス

秩父への主なアクセス方法は、電車または車です。それぞれにメリットがあるため、ご自身のプランに合った方法を選びましょう。

  • 電車でのアクセス|私がおすすめするのは西武鉄道です。池袋駅から特急「ラビュー」に乗れば、西武秩父駅まで直通で快適に移動できます。作品のキャラクターたちも利用したであろう路線を辿ることで、旅の気分が一層高まります。
  • 自動車でのアクセス|自由なスケジュールで行動したい方には車が便利です。関越自動車道の花園ICから国道140号線を利用するルートが一般的です。ただし、行楽シーズンは渋滞が発生しやすいため、時間に余裕を持った計画を立てる必要があります。

巡礼の必需品|観光情報館でマップと自転車をゲット

西武秩父駅に到着したら、駅前にある「秩父観光情報館」へ向かいましょう。ここは巡礼者にとっての作戦本部です。

この情報館では、『あの花』の公式「舞台探訪マップ」を無料で手に入れることができます。市内に点在する聖地を効率よく巡るための必須アイテムです。

市街地の聖地巡礼には、レンタサイクルの利用を強く推奨します。秩父は坂道が多いため、電動アシスト付き自転車を選ぶのが賢明です。マップと自転車を確保すれば、快適な巡礼がスタートします。

おすすめの訪問時期|四季の魅力

秩父は四季折々の美しい表情を見せる街です。どの季節に訪れても楽しめますが、特におすすめの時期を紹介します。

  • 春(4月~5月)|羊山公園の「芝桜の丘」が圧巻の美しさです。物語の雰囲気とは少し異なりますが、秩父が最も華やぐ季節です。
  • 夏(7月~8月)|アニメ本編と同じ季節です。蝉時雨が降り注ぐ中、じんたんやめんまが過ごした夏の空気感を肌で感じられます。
  • 秋(10月)|物語のクライマックスで重要な役割を果たした「龍勢祭」が開催されます。超平和バスターズの想いが詰まったロケットの元となった伝統行事を体験できます。

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超平和バスターズの足跡を辿る|市街地中心部コース

巡礼の準備が整ったら、市街地中心部の聖地を巡りましょう。このエリアには物語の重要な場所が密集しており、自転車での移動が最適です。

旅の起点|西武秩父駅

旅の始まりは西武秩父駅からです。超平和バスターズの5人がめんまの願いを叶えるために集合した場所として、第8話に登場しました。

駅舎はリニューアルされていますが、作品の雰囲気は健在です。併設の仲見世通りには『あの花』グッズも多く、お土産探しにもぴったりです。

レトロな参道|番場通り

西武秩父駅から秩父神社へと続く、石畳の風情ある通りです。劇場版でじんたんが秘密基地へ向かう際に歩いた道として描かれました。

大正モダンを思わせるレトロな建物が並び、ノスタルジックな雰囲気は絶好の写真撮影スポットです。アニメの世界観と秩父の歴史を同時に感じられます。

じんたんとゆきあつが遭遇|秩父神社

番場通りを抜けると見えてくるのが秩父神社です。ここは第4話で、ランニング中のじんたんがゆきあつと鉢合わせするシーンの舞台です。

約2100年の歴史を持つ秩父地方の総社であり、関東屈指のパワースポットとしても知られています。巡礼の安全を祈願してみてはいかがでしょうか。

めんまの空中散歩|秩父まつり会館裏

第1話でめんまが柵の上を歩いた、あの象徴的なシーンの場所です。秩父まつり会館の裏手、秩父鉄道の線路脇にあります。

めんまが登った柵や背景の看板まで、アニメの描写は驚くほど忠実です。ただし、非常に危険ですから、絶対に柵の上に登る真似はしないでください。

物語の重要拠点|札所17番 定林寺

物語における最重要拠点の一つが定林寺です。幼い頃のかくれんぼの場所であり、高校生になった彼らが想いをぶつけ合った場所でもあります。

境内では『あの花』仕様の絵馬が販売されており、多くのファンが願いを書き残しています。ここは古くからの巡礼地でもあるため、他の参拝者への配慮を忘れず、静粛に行動しましょう。

感情が交錯する公園|けやき公園

定林寺に隣接する公園です。第9話でつるこが、あなるとゆきあつの会話を道路下の通路から聞いてしまった、印象的なシーンの舞台です。

作中に登場した青いベンチやつるこが佇んでいた通路がそのまま残っています。キャラクターの感情に思いを馳せながら、ひと休みするのも良いでしょう。

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物語の象徴的な風景を求めて|郊外スポット

市街地中心部を巡ったあとは、少し足を延ばして作品の象徴的な風景に会いに行きましょう。これらの場所は中心部から距離があるため、バスやタクシーの利用を計画に含めてください。

作品のキービジュアル|旧秩父橋

『あの花』のキービジュアルやオープニングで何度も登場する、作品の象徴とも言える橋です。超平和バスターズの絆を表現する重要な場所です。

現在は歩行者専用の橋として整備されています。橋の上から望む荒川と秩父の山々の風景は、まさにアニメで見た光景そのものです。

市街地からは距離があるため、西武秩父駅などからバスを利用して「秩父橋」バス停で下車するのが一般的なアクセス方法です。バスの本数は限られるため、事前に時刻表を確認しておきましょう。

ぽっぽが見た景色|羊山公園 見晴らしの丘

オープニング映像でぽっぽが秩父市街地を見下ろしていた場所が、羊山公園の「見晴らしの丘」です。

公園は広大な丘陵地にあり、駅から歩くとかなりの坂道を登ることになります。丘の上から眺める秩父市街と武甲山の景色は壮観で、ぽっぽの気分を味わえます。

感動のクライマックス|龍勢会館と椋神社

物語のクライマックス、超平和バスターズがめんまのためにロケットを打ち上げた場所です。龍勢櫓(りゅうせいやぐら)があるのが椋神社です。

ここは秩父市街地から離れた吉田地域に位置します。「龍勢祭」という手作りロケットを奉納する伝統行事の資料館が龍勢会館です。バスでの移動が必要なため、時間に余裕を持って訪れましょう。

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聖地巡礼で守るべきルールと注意点

聖地巡礼は、作品と舞台となった地域への敬意があってこそ成り立つものです。秩父がこれからもファンを温かく迎え入れてくれるよう、すべての巡礼者が守るべき規範を解説します。

聖地は生活の場|訪問時の心構え

巡礼者が訪れる場所は、テーマパークではありません。人々が日々の生活を営むコミュニティです。

あなたが訪れる場所は、誰かの家であり、学校であり、祈りの場です。地元住民の方々への感謝と敬意を忘れず、迷惑行為は厳に慎みましょう。ゴミは必ず持ち帰るなど、基本的なマナーを守ることが絶対のルールです。

学校や個人宅への配慮

作中には、実在の学校や個人住宅をモデルにした場所が登場します。これらの場所の訪問には、最大限の配慮が求められます。

じんたんの高校のモデルは実際の中学校です。敷地内への無断立ち入りは絶対に許されません。写真撮影は敷地外から、生徒や教職員が写り込まないよう細心の注意を払いましょう。個人宅の訪問や撮影は、住民の方のプライバシーを侵害する深刻な迷惑行為です。

秘密基地は訪問NG

超平和バスターズの「秘密基地」は、物語の心臓部です。しかし、この場所を現実世界で探すことは絶対にやめてください。

公式に認定された場所は存在しません。ファンによって有力とされる場所は、私有地であるか立ち入りが禁止されています。安全上のリスクも非常に高いため、秘密基地はアニメの中の思い出として心に留めておきましょう。

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まとめ|秩父で最高の思い出を

アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』の聖地、秩父。この街には、作品の世界観とキャラクターたちの息遣いが今も色濃く残っています。

私がこの巡礼で感じてほしいのは、物語の感動を現実の風景と重ね合わせる特別な体験です。このガイドを参考に、超平和バスターズの足跡を辿りながら、あなただけの忘れられない夏の思い出を作ってください。ただし、地域住民への敬意と感謝の気持ちを常に持ち、責任ある行動を心掛けましょう。

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