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草壁シトヒ
くさかべしとひ
<趣味・得意分野>
アニメ:Netflix, DMM TV, Disney+, アマプラでジャンル問わず視聴。最近は韓流ドラマに帰着。

ゲーム:時間泥棒なRPGが大好物。最新作より、レトロなドット絵に惹かれる懐古厨。

マンガ:ジャンル問わず読みますが、バトル系と感動系が特に好き。泣けるシーンはすぐに語りたくなるタイプ。

『ウマ娘』の海外人気は?海外の意外な反応まとめ

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日本のモバイルゲーム史において、これほど劇的なグローバル展開を見せたタイトルは他にありません。2021年の国内リリースから約4年が経過し、もはや海外展開は手遅れかと思われていた『ウマ娘 プリティーダービー』が、2025年についに世界へ飛び出しました。

私が徹底的にリサーチした結果、そこには「日本競馬」というニッチな題材からは想像もつかないような熱狂が広がっていました。本記事では、具体的なデータと現地の生々しい反応を交えながら、ウマ娘が海外でどのように受け入れられたのかを解説します。

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海外市場で成功した3つの要因

『ウマ娘』が海外で成功などできないという懐疑的な声を覆し、爆発的なヒットを記録しました。私が分析したところ、この成功には明確な3つの理由があります。

4年間の空白が育てた熱狂的な需要

日本のゲームが海外進出する際、半年から1年の遅れが一般的ですが、今回は4年以上も間が空きました。通常であれば忘れ去られてしまう期間ですが、今回は逆にプラスに働いたといえます。

私が注目したのは、海外のアニメファンたちの間に醸成された「飢餓感」です。ゲームがリリースされない間にアニメ『Season 2』やWebアニメ『Road to the Top』が海外で配信され、高い評価を得ていました。

その結果、「ゲームを遊びたいのに遊べない」という強烈なペントアップ需要が蓄積されていたわけです。4年という期間は、ファンの期待値を極限まで高めるための助走期間となりました。

Steam版との同時展開が生んだ相乗効果

今回のグローバル展開において英断だったのは、スマートフォン版と同時にPC(Steam)版をリリースした点です。私が実際にプレイして感じることですが、『ウマ娘』の育成は1回20分以上かかり、じっくり腰を据えて遊ぶスタイルが適しています。

このプレイスタイルは、隙間時間で遊ぶモバイルユーザーよりも、PCゲーマーとの親和性が非常に高いといえます。事実、リリース直後のSteam同時接続者数は8万7千人を超えました。

プラットフォーム特徴ユーザー層
スマートフォン手軽にプレイカジュアル層中心
Steam (PC)大画面・高画質コアゲーマー中心

このようにプラットフォームを分けたことで、より深い没入感を求める層を確実に取り込むことができました。結果として、他の美少女ゲームと比較しても極めて高い継続率を維持しています。

アニメ『シンデレラグレイ』によるファン層の拡大

2025年に放送されたアニメ『シンデレラグレイ』の影響力も無視できません。これまでの「学園アイドルもの」というイメージに対し、この作品は泥臭いスポーツドラマとして描かれています。

私が海外の掲示板を見て回ったところ、「熱血スポ根アニメ」として男性ファンからの支持を強く集めていました。オグリキャップの物語が、これまで美少女ゲームに抵抗があった層を振り向かせたわけです。

メディアミックス戦略が功を奏し、アニメからゲームへ流れてくる新規ユーザーの獲得に成功しました。これは単なるキャラクター人気だけでなく、ストーリーの質が評価された証拠といえます。

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海外ユーザーのリアルな反応と評価

数字上の成功だけでなく、現地のコミュニティではどのような反応があったのでしょうか。私がRedditなどの海外フォーラムを調査すると、称賛の声とともに意外なトラブルも話題になっていました。

絶賛された翻訳と「チャットフィルター」の悲劇

海外ファンが最も懸念していたのは翻訳の品質でしたが、これについては概ね好評を得ています。キャラクター特有の口調やニュアンスが、英語圏の文化に合わせてうまくローカライズされているからです。

一方で、笑い話として拡散されたのが「チャットフィルター(NGワード)」の過剰な規制でした。日本のNGワード基準をそのまま適用したため、英語圏では日常的に使う単語まで禁止されてしまったわけです。

入力しようとした単語判定理由(推定)
Horse (馬)NG“ho” (侮蔑語)を含むため
Grass Wonder (グラスワンダー)NG“ass” (卑語)を含むため
Class (クラス)NG“ass” (卑語)を含むため
Smart Falcon (スマートファルコン)NG“sm” (性的嗜好)を含むため

私が確認した事例では、ゲームの根幹である「馬(Horse)」すらチャットで打てないという事態が発生していました。ユーザーたちはこれを「運営のドジ」としてミーム化し、楽しんでいた側面もあります。

日本の競馬文化への意外なリスペクト

海外プレイヤーの特徴として、ゲーム内の攻略だけでなく、元ネタとなった日本の競馬史への関心が非常に高い点が挙げられます。私が驚いたのは、引退馬支援団体への寄付や、日本の牧場への聖地巡礼を希望する声が多く上がっていることです。

彼らはゲームを通じて「スペシャルウィーク」や「サイレンススズカ」といった名馬の歴史を学び、リスペクトを抱いています。単なるゲームキャラクターとして消費するのではなく、その背景にあるドラマを含めて愛しているといえます。

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数字で見るグローバル展開の衝撃

ここからは客観的なデータに基づいて、今回の成功がいかに異例だったかを解説します。私が収集した財務データを見ると、Cygamesの戦略が大きく転換したことが分かります。

売上の50%以上が海外という異常事態

日本のモバイルゲームは「国内で稼ぎ、海外はおまけ」というパターンが多いですが、『ウマ娘』は違いました。グローバル版リリース初月のデータでは、なんと収益の50.3%が日本国外から発生しています。

さらにリリース2ヶ月目には海外比率が57%に達し、国内収益を逆転しました。特に米国市場での課金額が大きく、全体の収益を牽引しています。

期間海外収益比率備考
リリース初月50.3%日本国内と同等規模
リリース2ヶ月目57.0%国内収益を上回る

私が以前から注目していた「日本市場の頭打ち」という課題を、見事にクリアした形です。これにより、今後は日本だけでなく世界を見据えた運営が行われることになります。

The Game Awards 2025受賞の歴史的快挙

商業的な成功に加え、権威ある賞を受賞したことも大きなニュースです。2025年末に行われた「The Game Awards」において、『ウマ娘』はBest Mobile Gameを受賞しました。

世界的な強豪タイトルがひしめく中で、日本の育成シミュレーションゲームが選ばれた意義は大きいです。私が思うに、これはグラフィックの美しさとゲームシステムの奥深さが、世界基準で評価された結果といえます。

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まとめ

2025年は『ウマ娘』にとって、真のグローバルIPへと進化した記念すべき年となりました。4年の遅れをものともせず、Steam版の投入やアニメとの連携によって世界中のファンを魅了しています。

私が特に印象的だったのは、海外ファンが日本の競馬文化そのものに敬意を払っている姿でした。翻訳やチャット機能などの課題は残るものの、熱量の高いコミュニティが形成されている事実は揺るぎません。

これからは日本国内だけでなく、世界のトレーナーたちと共に新しい物語が紡がれていくことになります。今後の展開からも目が離せません。

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